2015年08月07日

世界級の旅 その5

いよいよ・・・
この旅日記もおしまいです。

旅の最後は、ユングフラウを見ながらのトレッキング。
とはいっても、雲の中のトレッキング(笑)


でもね、
私的には、この短いお散歩が、最高に感動したのね。



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足元は露に濡れた、かれんな高山植物の草花。
風の音とカウベルの音しかしない道。
雲の中の道。

なんだか、夢の中にいるみたい。
時間がない道



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露に濡れた花を見てたら、突然、泣けてきた。
いままでからだのどこかに隠れていた悲しみや辛さが、ふいに浮かんできて、
ああ、私、つらかったんだな、って思ったら、
止まらなくなった。


風の音。

遠くにカウベルの音。

他には、何もない空間と時間。


海の気は浄化、山の気は癒し。
そんなことを以前、聞いた覚えがある。
山、世界級の山のふところで、
私はきっと、いま、世界級の癒しをあびている。



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牛が横を通り過ぎる。
ここでは、人間がわき役の客人で、牛が主役・主人。

すれ違いざま、大きな牛が「ぐもー」と鳴いた。


「よし、それでよし」

「すべて、よし」


そう言われている気がして、
また泣けた。




正直に言うと、たぶん、私は共感能力が高い。
今回、一緒に旅をした母の辛さや悲しみを、
本人は隠しているそれらを、なんだかたくさん感じてしまっていて、
重い感情を抱えてしまっていたのだ。

山は、それを全部「よし」と言っている気がして。
母の生き様も、私の資質も、
これまでの関わり方も、これからのことも。


時間のない道で。

きっと、次に訪れた時には、この道は存在しない
そんな場所で。

ありがとう、ありがとう。



ありがとう。



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posted by ゆきお at 00:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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