2015年09月30日

もう自分を騙さない

先週末。
センターマッスル活性化セミナー 入門編」とやらに参加してきました。

以前から気になってはいたんだ(笑)
こころの問題をからだで解決するメソッドのようだったから。
入門編なので、ざっくりと大枠を教えていただきましたが、
ふだん、なんと筋肉に無自覚に生活していることか、と思いました(笑)


なにか心理的な刺激を受けると、筋肉に電気信号が走ります。
それがアウターマッスル(外側の筋肉)に走ると、「緊張」「不快」に感じられ、
センターマッスル(内側の筋肉)だと、「安心」「快感」に感じられる。
ちょっとやってみるとわかるよね。
アウターマッスルに力を入れると、緊張状態に近い感じがするじゃん。
じゃあ、次はセンターマッスルに力を入れてみよう、とすると、
ん?どうやっていいかわからない・・・(爆)
というわけで、その方法を、セミナーで具体的に教えてもらいました。

からだが変わると、こころも変わる。

センターマッスルにちゃんと力が入っていると、
気持ちが安定して、自己肯定感も自然と高くなるし、ブレない。
ここの力が抜けていると、
いわゆる「腑抜け」「腰抜け」状態だから、
そんなからだを支えるために、アウターマッスルに力が入る、
と、常に緊張しているイヤな感じが続くことになる(笑)

自分にウソをついて、自分の気持ちを騙して、
悲しかったり怒っていたり不安だったり、逆にめっちゃ喜んでいるのに
「いやいや、そんなことないです」って言っている時、
からだの真ん中の力が抜けてる。
センターマッスルが活性化していない。
そんな状態で、他人を信頼なんてできないし、自分も信用ならないし、
緊張して、怖れている状態で、相手とつながることなんてできない。

ああ、これ、芝居と一緒。


このメソッドは、主催の尾関さんが独自に発明した、というより
日本古来の、たとえば、「合気道」とか「茶道」とか「花道」とか、
「道」とつくものの身体訓練や、作法、躾などから学んだものだとか。
まぁ、「演技道」って単語は聞いたことがないけど(笑)
からだとこころって、本当につながっているんだな、
どっちからアプローチしても、到達点は一緒なんだな。


ちなみに、肚を決めて(センターマッスルを使って)、
緊張を解いて(アウターマッスルの力を解除して)、
「ぼく、あほやねん」ってつぶやくと(「鉄は固い」って思い込みを手放すと)

スプーンなんて、簡単に曲がります(笑)


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posted by ゆきお at 19:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

お尻の痛手 と 心の痛手

終わりました、バレエの発表会。

「無事に」と言えないわけが、1つ・・・
なんと、本番の舞台ですってーんと転んでしまったの、あたくし(爆)



当日午後からのゲネプロ(リハーサル)はね、
けっこう緊張してたのよ。
でも、もう、やるだけやったんだし、
曲は、大好きなチャイコフスキーの「くるみ割り人形」だし。
「花のワルツ」なんだから、最後は笑顔で踊ったれと開き直りましたらば(笑)
本番はなんだか逆に力が抜けて、
我ながら、とても調子がよかったのよね(笑)

で、曲も終盤、これからいよいよ盛り上がるぜ!って時に、
ピルエット → アロンジェ → アッサンブレ → シュッス を2回っちゅう、
知らない人が読んだら「何が復活する呪文?」と思われるようなパ(ステップ)がありまして。
これがね、はじめてのトゥシューズで、
片足でくるっと回るピルエットってヤツが、かねてよりの鬼門だったんですが、
ところが、1回目、うまくできちゃったのよ(驚☆)
ほら、調子がよかったから(笑)
「あ、そうか、ピルエットの前にしっかりプリエ(床を押す)をすればイケるんだ!」
と、本番中に気がつきまして。
で、2回目、しっかりプリエして、ピルエット、って、やってみたらば・・・
勢い余ったんでしょうか・・・

ぴょ〜ん、ってからだが浮いちまいましてね(笑)


すってーん、って


しりもちつきました(笑)
本番中に(笑)



その上、転んだ瞬間に、トゥシューズのかかとが脱げまして(マジか!)

幕奥では先生がこの緊急事態を見ていてくださっていて、
「幕に入って!」って先生の声が聴こえたので、
あ、まぁ、その方がゆっくり直せるか、と
いったん幕の中に引っ込んだんですが。

曲は最後のクライマックスですしね、
最後のポーズに、私のところが空いてるのもおかしかろうと思って、
すぐにシューズを直して、飛び出したんですよ。

で、まぁ、その後は事なきを得た感じだったんですが。


ballet_07.jpg





あ〜、やっちまった〜・・・
4月からずーっとがんばってきたのに、
ずーっと努力を積み重ねてきたのに、
本番、調子がよかったのに、
この1回のミスで、すべて水の泡〜・・・

くすん。




と、思うと思うでしょ。



うん、実際、私もそう思った。
でも、これから打上げだって言うのに、
そんなしょんぼりした顔をみんなに見せるのもイヤだしな、って
わざと笑い話にしようとしてたんだけど。

でも、先生が「奥沢さん、へこんでないかな、大丈夫かな」って
心配してくださっていたって、他の仲間から聞いたし、
ゲストダンサーの先生も、「私なんかオーケストラの真ん前でしりもちついたことあるわよー」って大笑いしながら、なぐさめてくださったし。

ああ、なんか、こういう時って、
やさしい言葉や態度がしみますネ(ほろり)



舞台には魔物がいるってよく言うけど、
一緒に舞台を創るみんなは、神様みたいな存在なんだな(笑)




あまりのショックに2日間も寝続けた上に(現実逃避 ← 笑)
いまもまだ、お尻と心の痛手が残っていますが(爆)
ちょっとお休みして、
また踊ります、
きっと。




posted by ゆきお at 23:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月18日

そろそろ本気になってみようか

映画「天空の蜂」、見てきました。

原作:東野圭吾
監督:堤幸彦
出演:江口洋介、本木雅弘、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、ほか。


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巨大ヘリコプター「ビッグB」を乗っ取り、
稼働中の原子力発電所「新陽」の上空にホバリングさせるという、
前代未聞のテロ事件が発生。
犯人は「天空の蜂」を名乗り、日本全国の原発の即時破棄を要求する。
ビッグBの燃料が尽きるまでの時間、つまり猶予は、わずか8時間。
犯人は誰なのか?
原発は止まるのか?
もし稼働中の原発にヘリが墜落したとしたら・・・
それを阻止する手立てはあるのか?


ええっと。
いろいろと「それはあり得ないだろう?」っていうツッコミどころも満載ですが(笑)
とにかく物語の疾走感緊張感が途切れないので、
最後まで楽しめました。

原発とか、自衛隊とか、家族とか、働きすぎのお父さんとか。
いろんな社会の問題をてんこ盛りにしているけど、
それを消化不良にさせずに、
みんなに見てもらえるように、ドラマとして楽しめるようにして、
それをあえてこの時期に上映したってことは、
監督はじめ、プロデューサーも役者もスタッフも、配給会社の人も、
なんか、みんな本気なんだ、と思ったんだよ。

きっと、撮影現場はとてもいい緊張感だったんじゃないかな、と思ったんだよ。
そこにもし、あなたが・そして私が役者として関わっていたとしたら、
やっぱり本気になったと思うんだよ。

そういう現場で、
みんなが本気でやっている、いい現場で、
本気の芝居ができる役者ってのはさ、
なんていうか、本気の濃度が違っててさ、
それは、じゃあ、カチンコが鳴った瞬間にその濃度の本気になれるかって言ったら、
そんなのは無理でさ、
だいたい、いつだって本気になれる準備をしてるんだろうな、って思ったんだよ。
そんな日常なんだろうな、って。


あなたの・そして私の日常は、
本気になれる準備ができてるのかどうか?



現場の熱が原作を超えさせた、いい映画だったと思います。







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2015年09月14日

生まれ変われる、ワークショップ

おかげさまで、今月も無事に終わりました♪
Roccaの月1ワークショップ。

今回は、女性ばかりの参加だったんですが(珍)
実は体調不良で来れない方もいらして、
ベーシック・クラスは2人での開催!
おお、まじか。
でもまぁ、2人いれば、なにかしらのシーンはできるしね、と、強行(笑)

結果的には、とてもよいワークとなりました(嬉)


この日は、新月な上に(日本では見れなかったけど)日蝕も重なっていて、
こういう日は体調を崩す方も多いみたい。
まぁ、影響に気づいている人もいない人もいるけど、
特に女性は月との関わりが深いしね。
それでなくても、季節の変わり目だったり、
ずっと雨続きだったり、
台風が連続で来ていたりしてたしね。
(私も台風の前後には頭痛がひどかった☆)


で、新月、ですよ。
新月の日はデトックスが進むって、どこかで読んだことがありまして(笑)

感情のデトックス
大声で笑ったり、泣いたり、
ちくちょうばかやろうって叫んでみたり(笑)
芝居は、そういうのが得意な分野だからさ。

がっつりと、デトックス・タイムにさせていただきました(笑)


泣いて、
笑って、
よし、明日から私は生まれ変わる!っていうワーク。
そうか、今日が私の誕生日なんだって気がついた人を、
おめでとう、おめでとう!ってみんなでお祝いするワーク。
「私、いま、生まれたてだもん、赤ちゃんだもん、これを楽しむために生まれてきたんだもん」
って言ってみるワーク(笑)

楽しかったね。

脚本分析だとか、役の作り方だとか、即興だとか、
そんなことはやらなかったけど、
ものすごく充実したワークショップでした。

またやりたいな♪



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来月は、10/4(日)の予定です。
気になった方は、こちらをどうぞ♪




posted by ゆきお at 23:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月03日

「見る」という哲学

鈴木理策の写真展 「意識の流れ」を見てきました。

や、全然知らない人なんだけどね(笑)

僕が「こう見た」ということより、世界が「こうあった」というのを撮りたい。
っていう、インタビュー記事の一言を読んで、
「あ、見に行こう」
って、思って。


写真ってさ、
たとえば、お母さんが子供を撮る時、絶対、子供にピントが合ってるじゃない(笑)
「これを撮りたい」
「世界を私はこう見ている」
っていう「意味」が写真にはあると思うんだよ。
でも、そうじゃなくて、あるがままの世界を撮るって、
パンフォーカスで、画面の隅々まできっちり写すってことじゃなくて?
それ以外にどうやって??


最初に展示されている、熊野で撮影された作品・「海と山のあいだ」を見た時の、
その疑問に対する1つの答えは、


kumano_01.jpg


ずーっと、じーっと、1枚の写真を見ていてごらん。
熊野の風景を撮影しているんだけどさ、
それはシャッターを押した一瞬の風景なんだけどさ、
その写真の中に、ものすごく長〜い「時間」を感じないかい?

たとえば、岩。
たとえば、海。
たとえば、滝。


彼は写真を撮る時、
ぱっと三脚を立てて、
最初に気になった部分にピントを合わせたら、
あとは風や光をきっかけにシャッターを押すんだって。
構図を決めたり、シャッターチャンスを待ったりはしないんだって。

ずーっとファインダーを覗いていたら、
そのうちにぼーっとしてきて(笑)
自分なのか、対象なのか、いまがいつなのか、
わからなくなりはしないか?
自我の喪失と、永遠との邂逅。
世界と融合したその瞬間にシャッターを押してるのと違うかな。



次の部屋には「水鏡」というシリーズが展示されてた。
足元には映像作品。
まるで水たまり?池?を覗きこむようなしつらえ。
これが、私にはおもしろかったんだよね。


ぼんやり見えている光が、


kagami_02.jpg


だんだんピントが合ってきて、


kagami_03.jpg


「ああ、こういう風景だったのね」ってわかる。


kagami_04.jpg




「ああ、こういう風景だったのね」っていうのはさ、
つまり意味づけでしょ。

大人になったら、意味なしに世界は見れなくなっちゃうんだけどさ、
もしかしたら、赤ちゃんとか動物とかの目には、
世界は光でしかないんじゃないか、と思っちゃって。
意味を排除したら、光しか残らないんじゃないか、とか。



最後の部屋に展示されてた、雪や桜や花の写真もそう。


sakura_02.jpg


ピント=意味づけなんだとしたら、
それは大人になった人間が勝手にやってることで、
本来の・本当の世界ってヤツは、
うすらぼんやりした光でしかないんじゃないの?


sakura_01.jpg



だいたい雪なんて、水だしね。
たまたま条件が合ったから、雪みたいな恰好をしてるけど、
もとは水だからね。
水っつったら、カタチなんかないしね。
その伝で言ったら、桜だって、もとは土と水と・・・、なんだかわかんないものだよね。
見えてないところに、本当の世界があるのかもね。

見るって、何なの?





なぁんて、頭の中をぐるぐるさせながら、出口に向かう、と。


kaze_01.jpg


見えないものを、見せてくれるものでもある。
写真。








9/23まで
東京オペラシティのアートギャラリーで。

あ、写真撮ってもいい写真展です。
興味のある方は、カメラ持参で(笑)





posted by ゆきお at 01:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

幸せって何?

あー・・・
いい芝居を観た時にしか、ブログに書かないので(笑)
なんか最近あんまり芝居を観てない感じですが(爆)
見てます、見てます(笑)

というわけで。
先週末は、いい芝居を続けて見たよ(笑)


かげちゃんが出演している、Prayers Studio
ヂアロオグ・プランタニエ」。

岸田國士が、研修生のために書いた女性の2人芝居。
同じ男を好きになってしまった、親友のふたり。
女性にとって「結婚」ってのはさ、
この頃も、現代も、「オンナとして合格品か欠陥品か」っていう、試験みたいなものでさ。
男に選ばれるか選ばれないかってのが、もう、
自分のアイデンティティにかかわるギリギリの攻防なわけよ。
その戦いはさ、相手との戦いのように見えて、
実は社会との戦いだし、人生との戦いだし、
「幸せ」とは何かという、運命とか神様とかに挑む戦いなんだよね。
親友ふたりは、それぞれにその戦いに赴かなくてはならないんだよね。
だから、最後は女同志(あえて同志!)、寄り添ってほしかったな(笑)

ここの公演は、短い芝居を観た後に、
観客が芝居の中の1シーンを演じてみる、というワークショップがついていて、
ええ、私もやりました(笑)

久しぶりにセリフ言ったよ(笑)
案外、緊張するもんだね(笑)




翌日は、DULL-COLORED POP の「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」を観劇。

neco.jpg


父が事故で亡くなった。
父の机の引き出しから、遺言書が見つかる。
事故じゃなかったの?
まさか、自殺?
母には見えない猫が見えているらしい。


お母さんが思い描く「幸せ」と、
お父さんが思い描く「幸せ」と、
お兄ちゃんが思い描く「幸せ」と、
妹が思い描く「幸せ」。
みんな違うんだよね。
違うってことが納得できなくて、
自分の「幸せ」を押し付けちゃうんだよね。

「幸せ」って何なんだろう?
なんでみんな幸せになりたいのに、幸せになってほしいと思うのに、
バラバラになっていっちゃうんだろう?
どうすればよかったんだろう?
どこからやり直せばよかったんだろう?


大楽に見に行ったからかな、役者たちがみんなテンション高くて
や、いい芝居でしたよ。
その中で、お兄ちゃんがわりと肩の力が抜けてておもしろかったな。
お母さんと妹が一触即発のシーンに帰ってきて、
事情がわからないから、余計なこと言っちゃって、
あわわわ・・・ってなってるのが、私的にはツボだったな(笑)
ドラマチックなシーンなのに、小さく日常がはさまってたりとかすると、
ツボるのね、私(笑)



あ、写真のネコは、芝居とは関係ないです。
検索したら出てきたカワイコちゃんたちです(笑)




posted by ゆきお at 01:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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