脚本:林宏司
監督:大友啓史
主演:大森南朋、玉山鉄二、柴田恭兵、中尾彬
2009年
日本
http://www.hagetaka-movie.jp/index.html
日本の象徴ともいえる大手自動車メーカーに
企業買収を仕掛ける中国系ファンドと
天才ファンドマネージャー・鷲津政彦がくり広げる壮絶なマネーゲーム。
「リーマン・ショック」「派遣切り」など、
リアルタイムなテーマ盛りだくさんで、とても他人事とは思えないストーリーと、
これってドキュメント?と思わせるほどの俳優陣。
三億さん、もとい、遠藤憲一の無表情な涙が切なかったなぁぁ。
アカマ自動車の社長なんだけどね、
彼がヘタ打って、結果的に会社がボロボロになっていくんだけどね、
彼だって、会社のためを思えばこそでね、
だけど満場一致で退陣要求されちゃうんだよね。
あとね、
松田龍平の人殺してそうな目つきとかね、
志賀廣太郎の、人がよさそうで実は人が悪いんじゃないか的なスタンスとかね、
中尾彬の、頭取なの?ヤクザなの?的な演技とかね、
あとね、あとね、
みんなよかったのね(笑)
こんなにおもしろいなら…と思って、
いま小説も読んでるんだけど、
小説は、いまいちな感じがするのね。
ということは、監督と俳優陣がすごくいいってことなんだろうね。
映画のパンフレットの中で、
遠藤さんが「現場では緊張していない人が、誰一人いなかった」と語っています。
「監督はどのシーン、どのカットでも頭から最後まで撮影していく」
「いつシーンの頭から最後まで一気に撮られても大丈夫な状態に、
常に自分を持っていこうとしていましたよ」
また、ハゲタカを追い詰めていくもう一人のハゲタカ・玉山さんは
400万を渡す場面で
「脚本上では、金を渡しで守山に『帰れ』と言うだけなんです。
でも現場に行ったら、監督から『あそこは普通にしたくないんだよ、
まぁ、楽しみにしていて』と言われました」そうで。
で、結果、あんな迫力のシーンになったわけですな。
TVドラマの時から、そうだったけど、
作りがすごく「ナマ」っぽい、ドキュメントっぽい。
その緊張感や臨場感が、どのシーンも目が離せなくなる原因なんだろうな。
舞台こそ、その臨場感が身上なのに。
映画でここまでできるんだから、おれたちだってできるだろう?(笑)
さ、稽古、稽古☆
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